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国際奉仕部門理事
谷 勝美 会員
11月はロータリー財団月間です。
去る8月27日(日)地区のロータリー財団セミナーが下関で開催され、清家会長、黒田会長エレクトにお伴し、財団についての勉強をさせていただきました。まだまだ十分理解ができておりませんが、本年度国際奉仕部門の理事という大役をいただいておりますので、「生かじり」で恐縮ですが、しかも初級的内容に終始すると思いますが宜しくお願い致します。
まず、ロータリー財団月間についてですが、1964〜65年度RI理事会と管理委員会は毎年11月15日を含む1週間をロータリー財団週間とすることを定めました。その後、1983〜84年度に11月をロータリー財団月間と定めました。11月には全クラブが同時に財団月間とし、月間中、財団の諸事業についての知識と理解を深め、財団の推進に役立つプログラムを実施するRI理事会指定の月間です。
「ロータリー財団の組織と使命」
ロータリー財団は、1917年米国ジョージア州アトランタで開催された国際大会において、アーチ・C・クランフが「全世界的な規模で慈善・教育・その他の社会奉仕の分野でよりよきことをするために基金をつくろう」と提案したことに始まり、1928年国際大会でロータリー財団と名付けられ。1931年に信託組織となり、1983年に米国イリノイ州法の法令の下に非営利財団法人となりました。ロータリー財団を構成する法人会員は国際ロータリーのみであり、ロータリー財団の正式名称は「国際ロータリーのロータリー財団」です。国際ロータリーと法的に組織は違っても、その目的・使命・活動は両者共に一緒のものです。従って、ロータリー財団は、国際ロータリー会長エレクトを含む理事会メンバーが推薦し、理事会が選出した15名のロータリー財団管理委員によって運営されます。国際ロータリー理事会と管理委員会は密接に連携を取り合い協力しています。管理委員のうち4名は国際ロータリーのパスト会長です。
「ロータリー財団の使命は、地域レベル、全国レベル、国際レベルの人道的・教育的・文化交流プログラムを通じてロータリーの綱領とロータリーの使命を遂行し、かつ世界理解と平和を達成しようとする国際ロータリーの努力を支援すること」となっております。
「ロータリー財団のプログラムについて」
ロータリー財団のプログラムには次の3種類があります。それは、教育的プログラム・人道的補助金プログラム・ポリオプラスプログラムです。
教育的プログラムには5つあります。国際親善奨学金プログラム・国際問題研究のためのロータリーセンタープログラム・大学教員のためのロータリー補助金プログラム・研究グループ交換プログラム・ロータリー平和および紛争解決プログラムです。
国際親善奨学金はロータリー財団発足以来、民間レベルとしては世界最大規模の奨学制度です。ロータリー財団奨学金の目的は、男女を他国の教育機関で勉強させることによって相異なる国民間の理解と友好関係の増進に寄与することにあります。毎年約800〜1300名くらいの財団奨学生がロータリークラブと地区・学校や市の機関、その他のフォーラムへの公式、非公式の参加を通して受け入れ国の人々に対する優れた「親善使節」として行動しています。財団の国際親善奨学金には次のようなものがあります。1学年度(9ヶ月)の国際親善奨学金。マルチ・イヤー国際親善奨学金。文化研修のための国際親善奨学金。ジャパン国際親善奨学金とありますが、それぞれの内容については省略させていただきます。
次に人道的補助金プログラムには3つあります。それは、保健・飢餓追放および人間性尊重補助金(3−H補助金)マッチング・グラント(2ヵ国以上のロータリークラブが奉仕プロジェクトを実施するもの)。地区補助金。
3−Hプログラムの目的は、国際間の理解、親善、および平和を促進するための方法として人々の健康状態を改善し、飢餓を救済し、人間的、社会的発展を計ることです。1978年以来、274件のプロジェクトが3−H補助金を受けており、その総額は7300万ドルを上回っているようです。
地区補助金については、2005〜06年度、日本では33地区が申し込んでいまして、その額は98万7000ドルのようです。
「ポリオプラス」
ロータリーは1979年に初めてポリオのプロジェクトに携わりました。フィリピンの600万の児童にポリオの予防接種をするという5ヶ年の誓約でした。1985年に「ポリオプラス・プログラム」を設け、ポリオと共に、ハシカ、ジフテリア、結核、百日咳、破傷風の5つをプラスして同時追放を目的としているため
「ポリオプラス」と呼んでいるそうです。1995年規定審議会において、ポリオプラスの目標は
西暦2000年までにポリオを一掃し、その後2005年までにポリオの撲滅を証明することが採択されました。しかし、もう少し時間がかかるようですが、ごく近い将来、永久にポリオが撲滅されるであろうと言われております。
以上が財団プログラムの概要ですが、1947年に最初の財団プログラムが実現し、それは高等研究奨学金と呼ばれるもので、1年目は米国・ベルギー・英国・フランス・メキシコ・中国の18人の若い人達が選ばれ、他国でそれぞれの専門分野を勉強したそうですが、それ以降種々の変遷を経て、1957年に財団は財団活動に寄付した人々への感謝を示す手段として、ポール・ハリス・フェローの認証を開始。48年経過した。
2005年2月末現在、ポール・ハリス・フェローは世界で93万4378人に上り、1年間で約5万人の
新ポール・ハリス・フェローが誕生しています。我がクラブにも既に10名のポール・ハリス・フェロー、2名のベネファクターがおられますが、どうぞ、国際ロータリー財団の内容、目的とするところを理解いただき、協力していただきことをお願い致します。
また、本年の第2710地区の目標及び活動計画の中でロータリー財団のことが記されております。年次寄付は1人当たり米貨で100ドル以上。(既に負担金の中で拠出するようになっています。)恒久基金寄付としてクラブ毎に新たにベネファクター1名以上となっております。(私も11月中に申込み予定)どうぞ宜しくお願い致します。別紙にてお願い文を配布致しております。
また、先月、米山記念奨学金への寄付のお願い(10月13日配布)もしておりますので、併せて、ご理解の上、ご協力いただきますよう、重ねてお願い致します。
<参考>
・ロータリー財団国際親善奨学生
2003〜2004 渡部紀行さん ユバスキュラ大学大学院(フィンランド)
・米山奨学生
2001.4〜2002.9 崔昇鎬さん 広大大学院生物圏科学研究科
2004.3〜2005.9 金成花さん 広大大学院医学系研究科
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