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2005年8月4日(木)第300回例会

「ガバナー卓話」

国際ロータリー第2710地区 
永冨 稔 ガバナー

 ただいまご紹介に預かりました永冨でございます。このようなスタイルで回っております。今回が15RC目くらいになりますかね。やっと慣れてきたと申しましょうか、少し落ち着いてきました。実はこれ冬服なんです。ですから今日はこの服にぴったりの温度差だと思います。夏服の方は少し冷えすぎます。私はこれをアメリカのアナハイムに行ったときに頂きました。そしてこのワッペンとここに名前が入っておりますがこれを頂きまして、「これを付けて回れ」、そしてステンハマー会長からこのネクタイを頂きまして、「これを着けて回りなさい」、ということになっております。実はこれ、今言いましたように冬服ですから、こういう部屋に入りますといいんですけれども、外に出ると堪りません。ですから持って歩いております。今日例会、それからフォーラムが済みまして、「皆さんお邪魔いたしました」と言いまして、迂闊にこのまま出ていくと大変なんです。じろじろ見られるわけであります。初め気がつきませんでしたけれども、ハッと気がついたときに「アッそうだ、この派手なネクタイしとった」ということで慌てて上着を脱いでネクタイを外したのですが、「いい年をしてその派手な格好はなんじゃあ」と、このような目で見られていたんだろうと思います。
 そういう意味で私も粗相がないようにと思ってはおりますが。大抵気をつけたつもりですけれども謝らないといけないところが多々あります。まず写真ですけれども、私の写真を提出したところ悪いことに何も着けていない、バッチが着いていない。「ガバナーがバッチを着けていないとは何事か」というようなことがあります。これもですね、丁度宮中に行くときにはすべてを外して行くわけでありますけれども、そのときの写真が一番まじめな顔をしているであろうと思いまして、出したのが間違いでありました。それから今度はガバナー月信第1号に、渡良瀬川というのが本当なんですけれども、阿武隈川と書きました。これも間違いでありましたのでおそらく8月号には訂正が載っていると思います。しかし、そういうところを御指摘頂くということは、よく読んでおられるなということで一面嬉しい思いがあります。ひとついろいろ御指摘あるべきところはどしどしして頂きまして、正していきたいなと思っております。
 今日例会で初めてここに参りましたけれども、今度もし何かで広島の方に転居することがあれば是非このクラブに入らせて頂きたいとこういうように思います。大変和やかで今日メーキャップなさる方が大分ありましたけれど、引いたらどれだけのことになるかなあと算入したわけでありますが。そして入会式は誠に和やか、かつアイデアに富み、しかもコロコロコロッとお迎えするのが賑やかな本当にいいクラブだなあとこのように思っております。是非その節には一つよろしくお願い致します。
 ロータリーの方も、私がこのノミニー、エレクト、そしてガバナーと3年間掛けてやるわけでありますが、それはすべてこの2年間の準備期間中に勉強せよということであります。私も不勉強でありましたから慌てて本を読むようになりましたけれども、そうしますと今まで迂闊であったことは、勉強させられました。御存知のように4人から始まったロータリークラブが現在百二十何万人になっているわけですね。おそらくこの世界の中でこれだけの大きな組織、奉仕活動のクラブはないと思います。そして当初ポール・ハリスが作られたときには親睦ということと会員相互の扶助ということを掲げられたわけであります。ですから奉仕は入っておりません。ポール・ハリスにしてみれば、これは私の想像でありますけれども、弁護してあげた、しかしお金は貰えなかった。こんな世の中はいかんというようなことを思われたんではなかろうかなと。それがその当時の社会的な一般の状態であったと。だから商売をしてもお金が貰えないとか騙されたとか、商品の悪いものを貰ったとか、そういういろんなことがその当時はあったんですね。とにかく金を儲ければいいというような風潮があったということで、1905年に出来ましてその後5年間が激動の時だったと思います。中で「これでいいのか」という意見、それから外からは新聞社等に叩かれて「ロータリークラブというのは人数がどんどん増えておるけれども、結局は自分たちのためだけのことをやっとるんじゃないか」という批判が出てきたわけです。けれども私はその当時の記録を見て、新聞社等がそういう批判をしたということは、4人から始まったロータリークラブというものが急激に増えておって、そしてそれを社会が認め始めたからだと思うのです。認めるというよりも社会が認知してきた団体だからだと思います。それほど膨張して行ったわけであります。それはなぜかというと、会員相互の扶助というのが魅力であります。親睦もありますけれども、ロータリーの中に入っとけばそしてお互いが商取引をすれば絶対お金はちゃんと入る。またインチキなものは貰わない。きちっとした商品がもらえる。ということで皆さんがどんどん入ってきたわけであります。いうなれば自分の職業について間違いがないところに入ろうという、これは自然の理でありますから、増えるのは当然であります。けれども今はどうでしょうか。この百年経った今はこの会員の相互扶助というのは全く言われてないわけであります。ですから親睦と会員相互扶助というのと、そして5年後に奉仕というものが出来たこの三角関係の中で、今は親睦と奉仕ということだけになってしまった。なら会員相互扶助というのはいけないかというと、いけないとは書いてありません。やってもいいんです。けれども手続要覧の173ページにはロータリアンだから特別なことを望んでもいけないし、してもいけないという注意書きがあります。これは4つのテストの中に公平にということを我々唱っておるわけでありますから、要らない心配でありますけれども、とかくそういうことになりがちなのは伏せろと。ただ、私はロータリアンであれば、品物はお願いして頼む、入荷した、お金を払うというは、そう三月も四月も半年もおかれる方はないと思います。そういう意味でもロータリー間の商取引ということになれば、信頼がおけるところの取引でありますから間違いがない。例えば家を私が建てるとします。その時に友達が家を建てるなら俺がいい建築家さん紹介しようと言ってもらったときに、その友達は信頼できますけどもその建築家さんは私は全く知りませんから、大丈夫かなというひとつの懸念を持ちます。けれども同じロータリークラブの中の建築家さんにお願いすればよく知ってる人だし、ここなら間違いない、信頼がおけるということにも短絡的になるわけです。そういう意味で私はもう一回百年前に戻って、今の親睦と会員相互の扶助というものも行うべきではないか、特別な関係がなければやはり知り合いのところ、特にロータリアンのところにお願いをすべきではないかということを言っております。
 ところが昨日呉に行きました。(ガバナー補佐の)大之木さんが、そこのクラブは大之木さんのクラブではありません、呉の違うクラブでありますが、そこへ行って美味しいお菓子をもらいました。大之木さんが、「このお菓子は美味しいんですよ」とこう言われました。「このクラブの会員さんのところのお菓子ですから美味しいです。まあ是非食べてみてください」とこう言われました。大之木さんの次の言葉、「ガバナーが言われたように私は買えないんです。うちにも美味しいお菓子屋さんがあります。クラブ員の中にありまして、このお菓子は表向きは買えないことになっております」とこう言われました。だからやはり大之木さんもですね、同じお菓子を買ってお土産を持っていくのなら自分のクラブ員のところから買っていくというように今までもしておられたわけであります。ですから私がこの話をガバナー補佐にまず話しましたときに、大之木さんに一番最初に賛成の意を表してもらいました。「ガバナーにいいことを言ってもらった、僕もそう思ってた」とこう言われました。そして実行しておられたわけでありますね。そういうことで特別なことがなければお互いにロータリアン同士で助け合うということもやっていく、これはポール・ハリスが一番最初にしたことでありますから、これは是非やって頂いて、今会員増強とか退会防止とか、いやな言葉があります。けれどもロータリーに入っておれば当初のようにそういうような商取引も増えていくわけでありますから、ロータリーにおったほうがいいなということにもなります。ですからやはりマイナスプラスが世の中にはありますけれども、ただ奉仕というマイナス面を言うんではなしに、プラス面もやはりこう言ってあげる。これは組織を守る上では必要なことだと思います。
 ロータリーの一番根本は職業奉仕ですね。この職業奉仕も、1910年、11年くらいからHe profit most who serve bestで、創成当時はちょっと違っておりました。「会員同士の商取引をするものは一番収入が増える」という言葉でありました。けれども1年たってこれではいけないということでHe profit most who serve best、奉仕をするもの最もよく報いられる、奉仕は最大の報酬であるという言葉。それとこの度RI会長が掲げられましたSERVICE Above Self。この2つがその当時からある言葉であります。私は今言いましたように100年前に帰ろう、そしてあの爆発的に増えた、あのロータリーが隆盛を極めた当時に一回帰ってみよう。それならば退会防止とか会員増強とかいう言葉はなくなっていくであろうということで、私は100年前を目指してガバナー補佐の方々に「私はHe profit most who serve bestをやりたいと思いますので、これの解説をひとつ宜しくお願い致します」といってお願いしました。私は今日もその話を致しますけれど、これは2度・3度と聞いてもですね、ロータリーの一番根幹の話でありますから、ご理解願いたいと思います。
 それで今日お配り致しましたこの「ロータリーの奉仕」という紙であります。この中でThey profit most who serve best、このクラブが一番お手本でありますけれども、女性の方も入っておられます。それでHe を Theyにしたわけであります。They profit most who serve best、奉仕は最大の報酬。奉仕と報酬というのは相反するんですね。奉仕は自分の物を全て出す。金銭奉仕、お金を出す。物質奉仕、毛布を出す。それから勤労奉仕、肉体奉仕というのは新潟で地震があればそこへ行ってお手伝いをしてあげる。それからまたコンピューター等知識を無料で教えてあげる頭脳奉仕。全て自分の物を差し出すわけであります。それが何で報酬なのかということです。この奉仕は最大の報酬という、二つ相反することが一つになったロータリーの理論というのはよそでは無いんです。ロータリーだけであります。しかもこの理論は本当に素晴らしい物の考え方だなあと私は思います。私は若い時に先輩からこの解説を受けまして、これでロータリーは解かった、これはロータリーを一生懸命しないといかんとこう思ったのを思い出します。今日入られた方は特に初めてでございましょうからよく聞いて頂きたいんですけれども、古い方にはもう分かっておられる方もたくさんあると思いますが、この奉仕というものはロータリークラブでは職業を考えております。これが一番大事なことである。その職業を誠実に、そして気配りをして、工夫をして、努力をする。そういう結果どういうことになる、これはもう皆さんみなやっておられるわけでありますけれども、その結果お客様には満足をして頂いている。信用して最後はその人を頼るぐらいに思うようになると。それがロータリーの報酬なんですね。ですから物を売ってお金をもらいますけれども、お金と一緒に信頼をもらうぐらいに一生懸命するのがロータリアンであります。 
 ですから誠実気配り工夫努力、これは皆しておられます。けれども、もう一度考えていただきたいのは、この前列車に乗ってその話をしたときに随行して下さっていた幹事さんが、スーパーでトイレを聞かれたと。「トイレはどっちですか」とお客さんから従業員が聞かれたときに、「こちらの方ですどうぞ」と言う従業員と、「どうぞ私についてきて下さい」と言ってトイレまで案内する従業員と違いがあるというわけです。そのちょっとした心遣い、何分もかかりません。連れて行ったことによってそのお客様はどのくらい喜ぶか。ただ方向を示してあっちですよと言われたのと、わざわざ連れて行ってもらったというその嬉しさではどこがどう違うか。ここが気配りのあるかないかの違いであります。だから気配りをするにはいろんなことが考えられますが、それをなおいっそう考えてやりましょうということであります。
 工夫にしましても大会社であれば特許をとっていろんな製品を作っていく。例えば今の信号のダイオードを考えられた人、これは特許ですね。まあそこまで行かないにしてもこれは実際に2710地区であった話でありますけれども、やはりスーパーをやっておられまして、「うちは24時間営業をしている」とこう言われました。私は下関の夢タウンというのがありますのでそこへ行ってきました。24時までなんです。朝10時から24時まで。同じスーパーでもロータリアンがしておられるところは24時間なんです。コンビニも24時間ですね。けれどもコンビニはコンビニの商品しかありません、スーパーとは種類が違うわけであります。生活用品がありますね。食べ物というものが主になっておりますが、これは場所にもよりましょうけど、その2710地区のロータリアンは「24時間営業をして大企業に負けないように私は今一生懸命やっています」と言われます。これが工夫であります。そのようにこの4つのことは皆やってますけれどもその中でもよそと違うものをやる。よそと違うサービスをする。よそと違うお客様になってもらうことを考えるということが満足を与えて最後には信頼をもらえる。だから買うならもうあそこだとそういうことになるわけです。このときに私の聞いた話では、例えば大阪に洋服の仕入れに行く。もう何十年も前に話を聞いたわけでありますけれども、そのときに銀行から500万借りその資金を使い現金でたたいてくるんだというAさんと、普段からこつこつお金を貯めて500万持って行ったBさんとでは金利の違いが出てくるわけであります。Bさんのほうはお客様に金利のツケなしでお渡しすることができる。Aさんのほうは安いけれどもどうしても銀行の金利がないとやっていけないと、そこの差なんだと。それがロータリーとロータリアンでない違いですよということでこのThey profit most who serve bestはそういうことをひっくるめてロータリアンは一生懸命仕事をしましょう。ということを教えてもらいました。私はこの95年前にできたこの言葉をですね、もう一回私は皆さんと一緒に考えて、皆さんと一緒に努力すれば今のような不景気の時にですね、乗り切っていけるんではないかというように思ったわけであります。ですから私はガバナーになった時にはこの言葉をもう一回95年前に返って皆さんと一緒に考えましょうということをガバナー補佐にお願いを致しました。私は1929年生まれでありますから、父がよく言っていました。おまえが生まれた時はな、不景気でな、もういつも不景気不景気って言ってたよとこう言っていました。ロータリー入っていろんな本を読んでみると、本当に1929年は大恐慌でありまして、株は大暴落しておりまして、そして会社はバタバタたおれた。そのときにロータリアンのところは一軒も倒れなかったんです。そのことが書いてあります。それはその当時のロータリアンはその当時のHe profit most who serve best というものを一生懸命やってたからだと。だからそれが乗り切れた。ところが今はこの言葉を言う人はあまりいないんですね。奉仕は最大の報酬といっても何を言っているのかわからんなあとこういう人が多い。一番大事なところを抜かしてるんです。だから100年の間に肝心かなめのものを抜かしてしまった。私はアナハイムに行ったときにステンハマー会長が一番最初の演説のときにここに立って、私はSERVICE Above Selfを掲げますとこう言われた。そしてスライドでさっと出ました。SERVICE Above Selfと出ました。シーンと静まりかえっていました。そしてその一瞬の後に、全員が立って大拍手がおこったわけであります。それこそ床を鳴らすようにして皆拍手があった。それはなぜか。おそらくガバナーエレクトの方は皆その思いがあったと思うんです。今のロータリーはこれでいいのかという思いがあったんだと思います。私もその思いがありましたから、They profit most who serve bestをやったんですけど、その双子の標語でありますSERVICE Above SelfをRI会長が出された。もう私は嬉しかったです。やはり皆心ある人は今のロータリーは100年を忘れているということで、101年になりましたからもう一回ロータリーを根本から見直して、昔は悪いんではありません、昔のいい所があります、そのいい所をもう一回戻そうというのが私の思いであります。この点をひとつ御理解願いたいと思います。
 そしてロータリアンは儲けて頂かないといけないのです。お金がないことには人に奉仕をすることができません。だから私はしっかり儲けて下さいとこういうことを言っておるわけであります。そうすると中には誤解をされて儲け儲けと何ということだと、ロータリーは奉仕するところだろうがと言われます。けれども奉仕をするっていってもお金がなけにゃできんわけでしょ。自分の生活の基盤がなければできないんでしょう。儲からんことにはできないわけです。しかし儲けるためには職業倫理訓というのがちゃんとあります。だからそういう職業倫理訓、そして人よりも気配りと工夫をこらしてやっていけば、よそよりも違ったことで儲かるわけであります。そのようにして儲けたものを、ここにも書いてありますけども、そういうゆとりあってこそ奉仕であります。そのゆとりを作っていただくということが大事なことであります。ですから私はちょっと言いにくいことも言ってしまいますけれども、人間はやはりこの社会の中に生きていく上にはどうしても仕事をしなきゃいけない。そして儲けないといけない。私が今無人島でたった一人で生活するということになればもう儲けることはありません。真っ裸でいいんです。衣類もいりません。生っているものを食べる。砂を掘って貝を採って食べる。もうそれでいいんです。ところがもう一人誰かそこに漂流してきよれば、もうそれはできなくなる。特に女性であればもう前を隠さんといかなくなる。それからまた食べるときにはどっちが当番でつくるかとか、そういうことも取り決めをしないといけない。それが今度日本の場合には1億2000万というものがここで住むとするならば、いろんな法律をつくって規制を設けていかないといけない。ということでありますから、これだけの社会の中であればどうしても儲けるという仕事を一生懸命やらないといけないわけであります。やるならば倫理訓を守って大いに儲けて頂きたいと思います。
 そういう意味からして、ロータリアンて一体何なのかなあということを思いました。そうすると、衣食住が足りているということ。
 第二は職業を持っておること。そして一応職業をおわった方は、人に迷惑をかけずに自分の生活は死ぬまでなんとかできるというようになっておられる人であります。
 三番目には職業倫理訓を持っておる。そしてそれを実践している人であります。
 それから思いやりと寛容の精神を持っておられる人であります。
 そして第五番目が継続的に寄付ができる人であります。またときには大口寄付ができる人もあります。
 そういう五つの条件を備えた方が私はロータリアンと思います。よく寄付寄付というのでロータリーはいやだ、俺はもうやめたいという人があります。そういう方はそれでいいんです。人生観はそうですから。けれども、少なくともこのロータリーのバッチをつけている以上は、このゆとりをつくって、そして今の五つのことをきちっと守れる人がロータリアンであります。そして最後の継続的に寄付ができるということ。私はあるところに行きましたら、「あなたは目標を財団100ドルと米山の15,000円と掲げておるけれども、あれはどういう算入で出したか」と言われました。いろんなことをお答えしたんですけど、私の一番の結論は、3万円くらいなら1年の間に自分の生活を切り詰めたらできるであろうということでやったわけであります。それ以上のことも十分できます。けれども100ドルということは、世界のロータリアンを見て、経済的に非常に裕福なところもあるし、低いところもある。世界的にみて100ドルぐらいならロータリーの方々はみな出せるということでRIで決めたのが100ドルであります。だから日本のような非常に裕福なところは100ドル以上は出せるわけでありますけども一応100ドルということになっております。ですから超我の奉仕、いわゆる自分の欲をおさえて、上等な寿司屋をやめて回転寿司に行って寿司を食べましょうといいます。その浮いたお金でやればいいわけであります。ゴルフを月4回、日曜毎に行く人は2回にしてもらえばもう3万円くらいの金はすぐ出るわけであります。そのようにして爪に灯をともすようなことを言っているわけではないんで、私たちが生活の中でちょっと引き締めることによって1年間少しずつお金を貯めたもので今のような3万円ぐらいの寄付ができればもうそれは立派なロータリアンであります。
 そのことを申し上げて今のロータリーとは何かということを少しでも理解していただければ、せっかくこのバッチをつけておるわけでありますから、そのご理解もいただけると思います。そしてそういうことをやることによって社会に、このバッチというものは立派な人がつけておられるんだなあ、立派な人なんだなあということを認識していただけます。特に外国なんか行って、ホテルに行きますとこのバッチがあると態度が変わります。そのホテルの人の態度が変わってまいります。それほどこのバッチというものは重たいんですね。また重たくしないといけません。それは我々自身がやらないといけない。そしてこの信用のあるバッチを皆でつけて、だから東京なんか行きますと、日銀総裁なんかも皆つけておられるわけです。一流会社の方が皆ロータリアンとして例会に出ておられる。だから日銀総裁に会おうと思われる方は、日銀に行ったってだめですよ。なかなか会えません。ロータリークラブの例会に出て下さい。そういう意味でロータリーとはいかなるものかというのをもう一回再認識して私たちのロータリーを守っていきましょう。まあそういうことをお願いいたしまして、卓話に代えさせて頂きたいと思います。ありがとうございました。

 

 

 

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